ワークショップ・シリーズ「私の京都市美術館」の実施(平成29年度)にちなんで、講師のアーティストがワークショップを通して構想した作品を壁面展示します。
(パネルキャプションより)
【出品作家】
福永 一夫
記録写真撮影
日下部 一司
Vol.2「展示室を発掘する - 壁を愛でる - 」
村川 拓也
Vol.7「展示ケースの内と外」
森 太三
Vol.3「収蔵庫を収蔵しよう! - 台座をつくる - 」
ザ・コピー・トラベラーズ
(加納俊輔・迫鉄平・上田良)
Vol.5「85年目のコピササイズ」
岡本 光博
Vol.6「見ないで感じる美術館」
高橋 耕平
Vo.8「VOICE OF THE CILLECTION - 声に出して読みたいコレクション - 」
日下部一司の写真展示
工事前の京都市美術館の様子を撮影した写真の一部 ↓
展示風景
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「私の美術館」は、京都市美術館の長い歴史をワークショップで辿る という趣旨(中谷至宏氏企画)で行われました。
2017年7月に行った私のワークショップでは「展示室を発掘する - 壁を愛でる -」と題し、展覧会のたびに塗られた分厚い塗料の断面や壁布そのものに目を向け、現場で作品制作をする というものでした。
↓ 壁面を切り取り表面を削ると、幾層にも塗られた塗料の断面が見えてくる。
↓ 壁面を切り取ったり・削ったり・筆記用具で何かを書いたり・・・そういう美術館での禁じ手を破りながら、そこにできあがる空間が興味深かった。 切り取った壁の痕跡が、作品の並ぶ展示風景に見えることも面白い。 壁面の不在が作品の実在へと変化している。
↓ 展示室を発掘する〜壁を愛でる〜」 より